【社会】日本の6つの気候区分の雨温図の特徴とは?問題の見分け方や覚えるポイントを解説

気候

日本には6つの気候区分がある

日本の気候区分は6つの分けられるのですが、それがどこ場所になるのか確認します。

日本の6つの気候区分

①北海道の気候
②太平洋側の気候
③日本海側の気候
④中央高地の気候
⑤瀬戸内海の気候
⑥南西諸島の気候

それでは、6つの気候区分を詳しく解説します。

それぞれの気候区の雨温図の特徴とは?

北海道の気候

北海道で見られる気候です。

北海道の気候の特徴

①年間を通して、気温が低く、降水量も少ない
②冬の気温がマイナスになる

北海道は、梅雨がなく、台風の接近もあまりないため、降水量も少なくなります。雨温図を見ると、梅雨の時期である5月6月の降水量が少ないことが分かります。雨温図を見分けるポイントは、冬の気温がマイナスになることです。

太平洋側の気候

本州、四国、九州の太平洋側で見られる気候です。

太平洋側の気候の特徴

降水量が、夏に多く、冬に少ない

夏に降水量が多くなる理由は、台風の接近や梅雨があること、南東からの湿った季節風によるものです。一方、冬に降水量が少なくなる理由は、北西からの乾いた季節風によるものです。

日本海側の気候

本州の日本海側で見られる気候です。

日本海側の気候の特徴

①冬に降水量が多い
②夏と冬の気温の差が大きい

日本海側は冬に、北西からの湿った季節風が吹くため、冬の降水・降雪量が多くなります。日本海側の気候は、東北地方や北陸など北の方にあるため冬の気温が低くなる一方、夏はフェーン現象によって気温が高くなります。このことで、1年の気温差が大きくなります。雨温図を見分けるポイントは、冬に降水量が多くなることです。

中央高地の気候

本州の標高が高い内陸部で見られる気候です。

中央高地の気候の特徴

①降水量が少ない
②夏と冬の気温差が大きい

中央高地の降水量が少ない理由は、周囲を山に囲まれているためです。一般に、山の風下側では降水量が少なくなります。夏と冬の気温差が大きい理由は、中央高地が内陸にあるためです。温度が変化しづらい海から遠い中央高地は気温差が大きくなります。また冬の気温が0度付近まで下がることも中央高地の雨温図の特徴です。

瀬戸内海の気候

本州、四国、九州の瀬戸内海側で見られる気候です。

瀬戸内海の気候の特徴

①降水量が少ない
②冬でも温かい

降水量が少ない理由は周囲を山に囲まれていて、湿った季節風が入ってこられないためです。よって、晴れの日が多くなります。雨温図を見分けるポイントは、気温が高く、降水量が低いことです。

南西諸島の気候

南西諸島とは、九州から南の方に伸びる沖縄などの島々のことです。主に沖縄県で見られる気候です。

南西諸島の気候の特徴

①1年を通して温かい
②夏に降水量が多い

夏に降水量が多くなる理由は、台風です。沖縄やその周辺は台風の通り道のため、夏から秋にかけては雨が多くなります。雨温図を見分けるポイントは、年中気温が高いことです。

まとめ

北海道の気候:1年を通して降水量が少ない&冬に気温がマイナスになる

太平洋側の気候:降水量が夏に多く、冬に少ない

日本海側の気候:冬に降水量が多い&夏と冬の気温差が大きい

中央高地の気候:降水量が少ない&夏と冬の気温差が大きい

瀬戸内海の気候:降水量が少ない&温かい

南西諸島の気候:1年を通してあ多々t会&夏に降水量が多い

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