人口ピラミッドとは
ある地域の年齢別、男女別の人口の割合を示し、その地域の社会の状況を表すものです。縦軸は年齢を、横軸は縦軸の年齢が人口全体に占める割合を表します。
人口はその年齢によって以下の3つに分類されます。
- 年少人口:0~14歳
- 生産年齢人口:15~64歳
- 老年人口:65歳~
富士山型人口ピラミッド

年少人口が多く、老年人口が少なくなっています。出生率、死亡率がともに高いですが、特に乳幼児死亡率が高いため、年齢が上がるにつれ、すそ野が急激に狭まっています。人口はあまり増えません。多産多死型である最貧国、特にサハラ砂漠より南側のアフリカで見られます。
ピラミッド型人口ピラミッド

富士山型と比べ、年少人口が少なく、生産年齢人口が多くなっています。出生率が高いまま、死亡率が減少したからです。このため人口が急増します。フィリピンやインドなどの多産少死型である発展途上国の多くで見られます。
つりかね型人口ピラミッド

死亡率が低下したため老年人口の割合が増え、寿命が延びます。全年齢で人口の割合がほぼ同じになります。人口は少しずつ増えていきます。アメリカやフランスなどの少産少死型である先進国で見られます。
つぼ型人口ピラミッド

出生率が低下したため、年少人口の割合が減っています。また、高齢化が進むことによって死亡率が上昇します。全体の人口は減少する傾向がみられます。日本やイタリアなどの国がこれに該当します。
星形人口ピラミッド

国家単位では、一度減少した出生率が再び増加した国で見られます。ロシアなどがこれに該当します。
市区町村単位では、ほかの地域から労働者とその子供が転入してくることによって、労働者とその子供の割合が高くなります。企業が多くある都市部で見られます。
ひょうたん型人口ピラミッド

市区町村単位で人口ピラミッドを作ったときに地方の農村部でよく見られます。就職や進学などで、20歳前後の若年層の割合が低いことが特徴です。若年層は、星形人口ピラミッドがみられる都市部に流出します。
人口ピラミッドの推移
人口ピラミッドは、その地域の生活水準によって
- 富士山型
- ラベルピラミッド型
- ラベルつりかね型
- ラベルつぼ型
の順で変遷していきます。
人口移動
市区町村単位で人口ピラミッドを作ったとき、人口移動によって、若年層は
ひょうたん型→星形
へと移動していきます。
人口ピラミッドについての詳しい説明はこちらをどうぞ。
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